上の図をクリックすると拡大されます。
ダイヤモンド・グラファイト・フラーレン・ナノチューブ・グラフェン以外にも、炭素には、いろいろ面白い形の単体が存在しうることが、 量子化学探索によって理論的に明らかにされました。
上図をクリックすると分子が拡大表示されます。
海外の研究者が、ドルトン以来の化学構造を調べる問題に決着をつけるため、 ランダムな初期構造からBCNOSに可能な構造を全部求めた!と主張する論文を 出していますが、GRRMプログラムは、その論文より多数のBCNOS構造を 量子化学自動探索で暴き出しました。
超並列化したNeoGRRMで、BCNOSの新しい探索結果が得られました。↓
上図を拡大すると反応経路や各構造のエネルギーが閲覧でき、解離生成物までわかります。上図をクリックしてからブラウザをズームアップしてください。

Direct Reppe Reaction of C6H6
Explored by GRRM

Pause Auto-Reverse
上図は Google Chrome, IE11以降 でご覧下さい。
アセチレン3分子からベンゼンが合成されることは、 高校の教科書にも書かれてていて大変重要ですが、 この反応が無触媒でも起こることが、量子化学探索を 自動的に行うGRRMプログラムによって明らかにされました。
超並列化したNeoGRRMで、C6H6の新しい探索結果が得られました。↓
「新型Dewarベンゼン」
上図をクリックするとベンゼンの異性体1644個が閲覧できます。 画面をドラグすると方向が変わり、 右下の [Next]を押すと、次の異性体が表示され、[Auto]を押すと自動的に次々と表示されます。
   
                         Koichi OHNO:Home PageList of Papers
   
 

お 知 ら せ     (更新:2024/07/27 07:08)

●2024年度研究助成(一般)の募集は2024年7月26日に締切りました。
● 大野 公一・佐藤寛子 著 Exploration on Quantum Chemical Potential Energy Surfaces   (RSC Publishing) が刊行されました。RSCへのリンク   Amazonへのリンク
● シンポジウム「化学反応経路探索のニューフロンティア2024」が開催予定です。
   期日:9月17日(火) 会場:京都大学福井謙一記念研究センター
   (世話人):杉山佳奈美、春田直毅、佐藤啓文(京都大学)
招待講演・口頭発表プログラム公開中 
   ポスター発表申込・事前参加登録受付中(締め切り8月16日)
   詳細はこちらをご覧ください。
● IQCE講演会「量子化学で探る化学の最先端2024」:11月7日(木)
● 「GRRMチュートリアル2024」:11月8日(金)

● シンポジウム「化学反応経路探索のニューフロンティア2024」

プログラムはこちらをご参照ください。 本年は、以下の招待講演者をお迎えして開催します。 (敬称略) 白男川 貴史(分子科学研究所) 佐藤 徹(京都大学) 池田 龍志(東京大学) 藤井 幹也(奈良先端科学技術大学院大学) 原渕 祐(北海道大学) 阿部 穣里(広島大学) 井口 佳哉(広島大学) 日 時: 2024年9月17日(火) 場 所:京都大学 福井謙一記念研究センター 主 催: 量子化学探索研究所 世話人: 杉山佳奈美、春田直毅、佐藤啓文(京都大学) 連絡先 E-mail : srps[at]riron.moleng.kyoto-u.ac.jp            ([at]を@に直してご利用ください)

●IQCE量子化学探索講演会2024

「量子化学で探る化学の最先端」量子化学探索研究所(IQCE)は、 人類がかかえる様々な問題の解決に向けて量子化学に基づく探索研究を 普及・発展させることを目的に2013年に発足し、シンポジウム開催や 研究助成をはじめとして様々な事業に取り組んでおります。その活動の一環 として、量子化学探索に関わる先端研究を展開しておられる方を講師にお迎 えし、以下の内容での開催を予定しております。  日時:令和 6 年 11 月 7日(木)  13:00~17:00  会場:東工大ディジタル多目的ホール  主催:特定非営利活動法人量子化学探索研究所  協賛:準備中  申込方法についてはこちらのページでアナウンス予定です。 <プログラム> 13:00-13:10 開会挨拶 13:10-13:40 前田 理 (北海道大学) 13:40-14:00 三宅 亮介 (お茶の水女子大学) 14:00-14:20 菅野 学 (東北大学)   休憩 14:30-15:00 腰原伸也 (東京工業大学) 「光誘起相転移の現在と未来 -光が生み出す電子的、構造的コヒーレンスはどこまで協同現象を制御できるのか?-」 15:00-15:20 原口 亮介 (千葉工業大学) 15:20-15:40 堤 拓朗 (北海道大学)   休憩 15:50-16:20 長谷川淳也(北海道大学) 16:20-16:40 村上 龍大 (埼玉大学) 16:40-16:55 Xi Yingxiao (東北大学・IQCE特別研究員) 16:55-17:00 閉会挨拶 17:30-19:30 懇親会 世話人:武次徹也、高柳敏幸、佐々木岳彦、山門英雄、山﨑優一、原渕祐

●GRRMチュートリアル2024

令和 6 年 11 月 8日(金)に開催予定です。
● GRRM23 : 新バージョン「GRRM23」がリリースされました。詳細は、こちらへ ●【訃報】理事長 大野 公一 逝去のお知らせ   NPO法人量子化学探索研究所理事長 大野 公一が令和4年10月31日に逝去いたしました。   当法人設立と発展への多大なるご尽力に感謝いたしますとともに、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。   本来ならば早速お知らせ申し上げるべきところ、ご通知が遅れましたことを深くお詫び申し上げます。   なお、通夜および告別式は、11月2日および3日に近親者にて執り行われました。   今後とも、当法人に対して格別のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。    NPO法人量子化学探索研究所 理事一同  ● 大野 公一・佐藤寛子 著 Exploration on Quantum Chemical Potential Energy Surfaces   (RSC Publishing) が刊行されました。RSCへのリンク   Amazonへのリンク ● GRRM20 : 新バージョン「GRRM20」が商品化されました。  GRRM17までの機能に加え実用的な新機能が多数搭載されています。 詳細は、こちらへ  「GRRMプログラム機能比較表 GRRM-Neo11  GRRM11にノード間並列のNeoGRRM機能を追加したプログラム「GRRM-Neo11」が、  アカデミック・一般用ともに商用化され、有償で頒布されています。  GRRM-Basic  SHS/ADDF法で反応経路自動探索を最初に実現したGRRMプログラム(GRRM1.22)が、  ノード内・ノード間の並列化機能を備えた新プログラム「GRRM-Basic」として  アカデミック・一般用ともに商用化され、有償で頒布されています。 ● GRRM14 : 30日間無料でお試しいただけます。  ☆☆☆☆☆  GRRM14無料お試しはこちら  ☆☆☆☆☆ ● GRRM17  GRRM17には、次の機能が追加されました。   ・SC-AFIRとDS-AFIRが利用可能に ・TURBOMOLとSIESTAのインターフェースが追加   ・LUPとRePathが高速化 ・MPIが利用できる環境では、MPIを用いた並列分散処理が可能に  GRRM17のご利用には、GRRMプログラム利用登録とセキュリティーツールが必要です。  GRRM17利用申請(アカデミックのみ)およびセキュリティーツールの発注は、  サイエンステクノロージー社のHome Pageで扱われています。  また、AFIR Home Pageで、AFIR利用登録が必要です。  量子化学探索ガイド  

研究助成・奨学助成(募集)

 量子化学に基づいて未知の化学を探索する研究者・学生に研究助成・奨学助成の募集を行っております。  各種助成事業の詳細については、 公募情報  をご覧ください。

ご支援の募集

 本NPOは、未知の化学を探索する新分野の開拓を行う研究者に「研究助成・奨学助成」を行うとともに、  シンポジウム・講演会・チュートリアルなどを開催し、量子化学探索に関わる技術開発・技術普及を幅  広く進め、世界に先駆けて誕生した量子化学探索ツールGRRMの更なる発展と普及に努めてております。  こうした活動の一層の発展のため、皆様からのご支援(賛助会費・寄附金など)をお願いいたします。  賛助会費につきましては、「入会案内」のページをご参照ください。  寄附金のお申込みにつきましては、本NPO事務部(「連絡先」参照)宛てご連絡ください。  本NPOの活動増進のため、科学・技術の益々の発展のため、何卒よろしくお願い申し上げます。
GRRMは量子化学探索研究所の登録商標です。 GRRM is a registered trademark of Institute for Quantum Chemical Exploration .