本シンポジウムは、化学反応経路探索の新たな取り組みや応用、ならびに、化学反応の理論研究の
最先端について討論する場として、2009年より分子科学討論会の開催時期に合わせて開催しています。
2025年度は9月8日（月）に広島国際会議場にて開催します。

シンポジウムへの参加をご希望の方は，以下のサイト（Microsoft Forms）から登録をお願いいたします。
こちらから登録を御願いします。

現在は参加登録のみ受け付け中です。ポスター発表と懇親会の申し込みは締め切りました。

要旨投稿締切：8月31日（日）　　　
要旨は　srps(at)iqce.jp　　（(at)を@に交換してください。）あてに添付PDFファイルとして送信をお願いします。

問い合わせ先：
井口佳哉，村松悟（広島大学）
y-inokuchi@hiroshima-u.ac.jp


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　シンポジウム「化学反応経路探索のニューフロンティア2025」


　日程：　2025年9月8日（月）
　場所：　広島国際会議場（広島市中区中島町1-5）
　主催：　量子化学探索研究所
　協賛：　日本化学会，理論化学会，分子科学会，日本分光学会，光化学協会

　参加費：無料（懇親会は有料）



アブストラクトページへ（パスワードが必要）



　・プログラム
　10:30 開場
　11:00-11:05 事務連絡，御挨拶

　セッション１：
　11:05-11:40【招待講演1】斉田謙一郎（横浜市立大学）
「励起状態ダイナミクス計算によるフォトエキサイトニクス」

　11:40-12:15【招待講演2】村岡梓（日本女子大学）
「酸化コバルト触媒による4電子酸化反応機構の理論的経路解析」

12:15-13:40 昼食

13:40-14:40　ポスターセッション前半（奇数番号）
14:40-15:40　ポスターセッション後半（偶数番号）

15:40-15:50 （休憩10分）

　セッション２：
　15:50-16:25【招待講演3】荒川雅（九州大学）
「鉱物クラスターの気相反応と鉱物のラマン分光で探る惑星系形成領域・惑星大気での化学過程」

　16:25-17:00【招待講演4】米田勇祐（分子研）
「時間分解ラマン分光による励起状態芳香族性駆動の非平衡平面化ダイナミクスの追跡」

　17:00-17:35【招待講演5】住谷陽輔（山口大学）
「量子化学計算を基盤とした理論開発と応用：反応経路探索・速度解析・接着理論」

　17:35-17:45 閉会の挨拶，事務連絡

　19:00-20:30 懇親会（広島市文化交流会館）　一般5000円，学生3000円（予定）



ポスターセッション

P-1
「Development of a MD+QM/MM Simulation method for investigating Electron Transfer in Organic Mixed Ionic-Electronic Conductors」
〇高 章磊，肖 博文，岸本直樹　(東北大院理)

P-2
「ヘテロフラーレンの構造・電子状態と反応性」
胡 寧睿、〇佐々木岳彦　(東大院新領域)

P-3
「ルイス酸触媒設計に向けたバーチャルボラン法の開発と精度検証」
〇廣瀨 健1, 前田 理2,3,4，松岡 和2,3,4　(1北大院総化,2北大院理，3 JST-ERATO, 4北大WPI-ICReDD)

P-4
「反応経路自動探索による脂肪族アミン類の劣化機構解明」
〇當麻俊太(山口大工),　住谷陽輔（山口大院創成）

P-5
「チタニア/エポキシ樹脂ナノコンポジットにおける界面相互作用：密度汎関数理論研究」
〇森惟月(山口大工), 住谷陽輔（山口大院創成）　

P-6
「反応経路を特徴づける電子の動きの解明：ペリ環状反応での検証」
〇鶴田雅也1, 堤拓朗2, 武次徹也2,3, 常田貴夫3,4　(1北大院総合化学, 2北大院理, 3北大WPI-ICReDD, 4神戸大院シス情)

P-7
「非断熱QM/MM-MD法によるスチルベンの溶液内光反応シミュレーション」
〇峯岸佑典1、和田諒 2、堤拓朗 2、武次 徹也2,3　(1北大院総化、 2北大院理、3北大WPI-ICReDD)

P-8
「アリルビニルエーテルのClaisen転位の反応経路ネットワークに対する自然反応軌道解析」
〇中西達大1, 堤拓朗2, 小野ゆり子2,3, 佐田和己2, 武次徹也2,4　
(1北大院総合化学, 2北大院理, 3量子化学探索研究所, 4北大WPI-ICReDD)

P-9
「量子化学計算と電磁場計算の融合に適した光-分子相互作用ハミルトニアン」
〇天野里咲1、武次徹也2,3、岩佐豪2,3　(1北大院総化、2北大院理、3北大ICReDD)

P-10
「拡張バーチャルpKa法による塩基触媒的飽和炭化水素分解の反応経路探索」
〇鈴木誠也1，原渕祐2,3，松岡和2,3,4，辻信弥3，前田理2,3,4　(1北大院総化，2JST-ERATO，3WPI-ICReDD，4北大院理)

P-11
「非調和性を考慮した状態間遷移速度定数の理論計算：フェルミの黄金律に基づくアプローチ」
〇伊藤琢磨1,2，倉重佑輝1-3　(1京大院理，2CREST，3FOREST)

P-12
「アクリレートおよびメタクリレートモノマーのラジカル反応に関する理論的研究と機械学習による反応障壁予測」
高木牧人，島崎智実，小林理，石元孝佳，立川 仁典　(横浜市大院生命ナノ， 広島大院先進)

P-13
「グリシン結晶構造に対する経路解析：β形からの相転移」
〇杉山佳奈美1,2，佐藤啓文1,3　(1京大院工，2国立情報研，3京大福井センター)

P-14
「充填率に着目したRNM近似一般化超球面探索法によるNaClの結晶構造探索」
〇上田祥輝1，箕土路祐希1，沖卓人1，山門英雄1,2　（1和歌山大院システム工，2和歌山大システム工）

P-15
「高分子構造異性体の自動生成データベースの生成と活用：仮想高分子の合成可能性の調査」
〇堤 拓朗，臼杵義亨，松岡慶太郎，佐田和己　(北大院理)

P-16
「シグマトロピー転位反応における隠れた中間体」
〇八巻敬太, 高柳敏幸　(埼玉大院理工)

P-17
「C3H6Sの構造異性体探索」
〇巴健一1, 上田祥輝1, 山門英雄1,2　(1和歌山大院システム工，2和歌山大システム工)

P-18
「全自由度を考慮した機械学習ポテンシャルエネルギー曲面上のH3++ HNCO衝突反応シミュレーション」
村上 龍大2, 〇太田 陽己1, 中川 奨大1, 岡田 邦弘3, 立川 仁典4, 高柳 敏幸1　
（1埼玉大院理工, 2都立大院都市環境, 3上智大理工,4 横浜市大院生命ナノ）

P-19
「氷クラスター上の HCl/DCl 解離および解離イオンの移動における核の量子効果」
〇上野陽南1，菊間悠矢1，村上龍大2，高柳敏幸1　（1埼玉大院理工，2都立大都市環）

P-20
「シクロペンタジエンの異性体探索」
〇古澤遥1, 上田祥輝2, 山門英雄1,2　(1和歌山大システム工，2和歌山大院システム工)

P-21
「遷移状態後分岐を伴う分子内環化付加反応における反応経路の選択性」
〇林大希1，中川奨大1，岡本大地2，松渕颯人1，佐々木侑紀1，野口葵衣2，高柳敏幸1,2　（1埼玉大院理工, 2埼玉大・理）

P-22
「ポテンシャル交差探索に基づくカルボヘリセンの無輻射失活機構の理論解析」
〇近藤 樹1, 原渕 祐2,3, 秋山 世治4, 長田 裕也2,3,5, 前田 理2,3,6
（1 北大院総化, 2 WPI-ICReDD, 3 JST-ERATO, 4 理研, 5 NIMS, 6 北大院理）

P-23
「超原子価ヨウ素化合物I3-の気相紫外レーザ分光：イオン温度とスペクトル形状の関係」
〇丸山野虹輝，小山雅大，村松悟，井口佳哉　（広島大院先進）

P-24
「NNP-SC-AFIR法に基づく反応経路自動探索計算を用いた ロジウム触媒による[5+2]環化付加反応の反応機構解明」
〇山田蓮1 , 上野和1, 美多剛2,3, 原渕祐2,3, Alexandre Varnek2,4,  松岡和2,3,5, Ruben Staub2, 前田理2,3,5　
（1北大院総合化学, 2北大WPI-ICReDD,3 JST-ERATO, 4ストラスブルク大学, 5北大院理）

P-25
「ピリミジン塩基励起状態失活における置換基による反応経路の変化」
〇小林優斗1, 峯岸佑典1, 斉田謙一郎2,3, 武次徹也2,4　（1北大院総化, 2北大院理, 3横市大院生命ナノ, 4北大WPI-ICReDD）

P-26
「反応経路ネットワークに対する速度論解析と動力学解析の比較」
〇滝沢壮永1, 堤拓朗2, 小野ゆり子2,4, 佐田和己2, 武次徹也2,3　（1北大総化院, 2北大院理, 3北大WPI-ICReDD, 4IQCE）

P-27
「動的効果により隠される化学反応経路」
〇神原龍冬1，堤 拓朗2，古屋謙治3,4，武次徹也2,5　（1北大院総化，2北大院理，3九大基幹，4九大院総理工，5北大 WPI-ICReDD）

P-28
「次元縮約反応空間に基づく酵素反応の動的分岐制御の解析」
○曲　立豪1，堤　拓朗2，小野ゆり子3，武次徹也2,3　
（1北大院総合化学，2北大院理，3北大WPI-ICReDD）

P-29
「窒素固定サイクル中の中間体の気相分光に向けた触媒合成と量子化学計算」
○坂根啓斗1, 村松悟1, 吉村公男2, 水田勉1, 佐伯盛久2, 井口佳哉1　（1広島大院先進，2量子科学技術研究開発機構）

P-30
「モデルヘム-酸素分子の吸着反応におけるスピンクロスオーバー動力学」
○中川奨大1，村上龍大2，高柳敏幸1　（1埼玉大院理工，2都立大院都市環）


　実行委員（世話人）：井口佳哉、村松悟（広島大学）