● シンポジウム「化学反応経路探索のニューフロンティア2012 化学反応経路探索シンポジウムのご案内 第6回分子科学討論会(東京、平成24年9月18-21日)の開催にあわせ、 東京大学本郷キャンパスで下記シンポジウムを開催いたします。 「化学反応経路探索のニューフロンティア2012」 協賛: 日本化学会 日本表面科学会 触媒学会 豊田理研 9/21(金) 18:00〜 特別講演 会場: 東大化学本館5階講堂 (受付 17:30〜) 懇親会: 9/21(金) 19:00〜 (東大山上会館地階食堂) 9/22(土) 9:00〜16:45 招待講演・一般講演・ポスターセッション 会場: 東大山上会館 大会議室 シンポジウム参加費:無料 懇親会費:(一般)5000円 (予約:4000円) (学生)3000円(予約:2000円) 発表申し込み:一般講演(口頭 発表15分 質疑5分)またはポスター発表 発表申し込み締め切り :一般講演 7/31(火) ポスター発表 8/15(水) 発表要旨:PDF(1ページ)を提出していただき、SRPSホームページに掲載します。 要旨提出締め切り 8/31(金) 参加・懇親会予約申込 2012年8月31日(金)まで 発表・参加申し込み(左のリンクを参照し、メール送信によりお願いします。) 本シンポジウムは、化学反応経路探索の新手法の開発と応用研究、ならびに化学反 応の理論研究の最先端について討論する場として、2009年より始められました。分 子科学討論会の開催時期にあわせて、これまで、名古屋、京都、札幌で開催し、 2012年度は東京で4回目の開催となります。 世話人: 佃 達哉(東大院理)・高柳 敏幸(埼大院理工)・ 志賀基之(原研)・佐々木岳彦(東大院新領域・事務担当) ========= プログラム ====================== 9月21日(金) 会場:東大化学本館5階講堂 受付開始 17:30〜 18時〜19時 座長 佃 達哉 特別講演 ・ 武次徹也(北大院理) 「化学反応の量子化学:反応経路の幾何学とダイナミクス」 ・ 中村栄一(東大院理) 「単分子実時間電子顕微鏡イメージングで見た分子運動と化学反応」 19時〜21時 懇親会 東大山上会館 9月22日(土)9:00〜16:45 会場: 東大 山上会館 2階 大会議室・中会議室 受付開始 8:45 <口頭講演:招待講演25分、一般講演20分> 東大 山上会館 2階 大会議室 座長 高柳敏幸 9:00-9:40 ・ 前田 理(北大院理) 「反応経路自動探索法の拡張:不斉触媒反応、酵素反応、および、表面反応へ の応用へ向けて」 9:40-10:05 ・ 牛山 浩(東大院工) 「プロトン移動反応の反応経路」 10:05-10:25 ・ 村上 能規(八戸高専) 「燃焼の化学反応経路探索:アルキルベンゼンの着火特性と低温酸化反応機構」 10:25-10:35 Coffee break 座長 佃 達哉 10:35-11:00 ・ 大下慶次郎(理研) 「分子クラスターの重合反応における化学反応経路」 11:00-11:25 ・ 橋本健朗(首都大) 「カーボンナノチューブのキャップ構造と成長・消滅反応」 11:25-11:50 ・ 江原正博(分子研) 「AuおよびAu/Pdクラスターによる多彩な触媒反応の反応経路」 11:50-13:00 <昼休み> 座長 佐々木岳彦 13:00-13:25 ・ 松永康佑(理研) 「有限温度ストリング法によるアデニル酸キナーゼの最小自由エネルギー経路 探索」 13:25-13:45 ・ 増井洋一1、芳我俊介2、尾中篤1(東大総合1、東大院理2) 「二酸化炭素とメタノールからの炭酸ジメチル合成のためのスズテトラアルコキ シド触媒の開発および計算化学と赤外分光を用いた反応経路探索」 13:45-14:10 ・ 宮本開任1、旭良司1、大野公一2 (豊田中研1、豊田理研2) 「GRRM法のリチウム電池反応への応用-電解液添加剤VCの還元分解経路解析-」 14:10-15:40 ポスターセッション 山上会館 2階 中会議室 ・ 佐藤寛子1、S.Borini1、小田明宏2、中小路久美代2、大野公一3 (国立情報研1、SRA2、豊田理研3) 「GRRMによる化学反応経路探索とライブラリ化」 ・ 多田幸平、坂田晃平、林祥生、北河康隆、川上貴資、山中秀介、奥村光隆 (阪大院理) 「HAunClモデル分子からのCl脱離機構に対する理論的研究」 ・ 坂田晃平、多田幸平、奥村光隆、山中秀介、北河康隆、川上貴資(阪大院理) 「金クラスターと保護高分子の水溶液中での配位構造に関する研究」 ・ 森一樹、岡崎一行、西原慧径(アドバンスソフト) 「超強酸の電離過程の第一原理シミュレーション」 ・ 植松遼平、前田理、武次徹也(北大院総化、北大院理) 「反応経路自動探索法の有機化学反応への応用:2-シロキシフランを用いる vinylogous Mannich 反応」 ・ 古濱彩子1、白石寛明1、今村隆史1、前田理2、武次徹也2(国環研1,北大院理2) 「GRRMを用いたメチルアミンとOHラジカルの化学反応計算」 ・ 東井悠恵、伊藤遼、山北佳宏(電通大) 「モンテカルロ法を用いた多環芳香族炭化水素の分子結晶構造の予測: アントラセン, クリセン, ペリレン」 ・ 本田知大、千葉幸枝、佐藤和宇眞、高柳敏幸(埼玉大学) 「アミノアセトニトリル関連分子の合成経路の探索」 ・ 時子山 宏明1、山門 英雄2、前田 理3、 大野 公一4 (和歌山大院システム工1、和歌山大システム工2、北大院理3、豊田理研4) 「超球面探索法にSCC-DFTB法を用いた異性体の探索 - 炭素原子クラスター及び炭化水素 -」 ・ 原渕祐1、前田理2、武次徹也2、嶺澤範行3、諸熊奎治3,4 (北大院総化1、北大院理2、京大福井セ3、エモリー大4) 「GRRM法とSF-TDDFT法を組み合わせた円錐交差自動探索法の開発」 ・ 伊藤遼、山北佳宏(電通大) 「多環芳香族炭化水素の結晶構造に関する空間群を適用したモンテカルロ計算」 ・ 高田谷吉智1、山門英雄1、大野公一2 (和歌山大システム工1、豊田理研2) 「GRRMにおけるLADDf法の限定探索オプションLADDの効率」 ・ 小林孝生1、野呂武司2、武次徹也2(北大院総化1、北大院理2) 「非断熱遷移を考慮した量子波束-AIMD法の開発」 ・ 新井岳1、中山哲2、山崎祥平2、武次徹也2(北大院総化1、北大院理2) 「QM/MM-MD法によるチミンの溶液内超高速無輻射失活に関する理論的研究」 <口頭講演:招待講演25分、一般講演20分> 東大 山上会館 2階 大会議室 座長 志賀基之 15:40-16:00 ・ 河合信之輔、小松崎民樹(北大電子研) 「遷移状態とは何か ー 鞍点の周囲で起こる運動とその制御」 16:00-16:20 ・ 山門英雄1、澤田裕1、大野公一2(和歌山大システム工1、豊田理研2) 「一般化した超球面探索法による分子集団の相対配置の最適化」 16:20-16:45 ・ 大野公一(豊田理研) 「GRRM法の新展開:一般最適化GOPTと超並列NeoGRRMの開発」 閉 会 ● [ シンポジウムSRPS2012(参加登録) ]