© Koichi OHNO Reaction(IRC) Channels Explored by the GRRM−GDSP Program[ TOP ] [ NEXT ] [ HOME ]
これは、ヒドロキシアセチレンHCCOHのOHが、直線的な遷移構造を挟んで反転する 反応です。 アニメーションでは、直線的遷移構造で跳ね返されていて、反転しているように見 えませんが、これは、遷移構造を超えてもまったく同等な構造となるため、計算処理 の座標系が、遷移構造のところで反転してしまったため、このように見えています。 遷移構造における対称性が高く、その前後が全く同等なとき、鏡映面を通り抜けず に、あたかも跳ね返るような動きに見えてしまうことがあります。このように見えて しまうことを防ぐには、アニメーションの自動作成プログラムを改良する必要があり ますが、その処理はまだなされておりません。