シ ン ポ ジ ウ ム  「化 学 反 応 経 路 探 索 の ニ ュ ー フ ロ ン ティ ア」

● シンポジウム「化学反応経路探索のニューフロンティア2018」
 本シンポジウムは、
 化学反応経路探索の新手法の開発と応用研究、ならびに化学反応の理論研究の最先端について
 討論する場として、2009年より始められました。分子科学討論会の開催時期にあわせて、これ
 まで、名古屋、京都、札幌、東京、京都、広島、東京、京都、仙台で開催し、10回目となる
 2018年度は福岡で開催いたします。

 本年度は、以下の要領で開催を予定しております

 日時:    2018年9月14日(金)9:30~17:30
 講演会場:  九州大学筑紫キャンパス  筑紫ホール : PDF地図30番
 アクセス:  JR博多駅→(鹿児島本線)→JR大野城駅  歩4分(大野城門経由)

 主催:    量子化学探索研究所
 協賛:    日本化学会 分子科学会、触媒学会
 後援:    日本分光学会

 参加費:   シンポジウムは無料、懇親会は有料

 懇親会:   日時:2018年9月13日(木)17:00-19:00
        場所:「リタの農園」(http://litafarm.jp/)
           ベイサイドプレイス博多入口(福岡国際会議場から徒歩8分)
           ※16:30より入店可
        懇親会費:事前予約は一般4,000円、学生2,000円、
             当日申込は一般5,000円、学生3,000円

 実行委員(世話人):(九州大学)古屋謙治、薮下彰啓、青木百合子、水上渉、原田明

プログラム:(*印:招待講演、〇印:登壇者)各講演の「表題」をクリックすると要旨PDFが開きます

 9:00- 受付開始  9:25- 開会(古屋謙治)   (座長)山本典史(千葉工大工)  9:30-10:00 *樋山みやび(群馬大院理工)  「実験と理論計算からのホタル生物発光機構へのアプローチ」  Approach for understanding firefly bioluminescence mechanism using experimental- and theoretical methods 10:00-10:30 *高柳敏幸(埼玉大理、埼玉大院理工)  「NaCl-(H2O)nクラスター中のイオン解離過程の反応座標:GRRM法の応用」  Reaction coordinates for ionic dissociation processes in NaCl-(H2O)n clusters: Application of GRRM method 10:30-11:00 *佃達哉(東大院理)  「ヒドリドをドープした金超原子:生成、構造、反応性」  Hydride-doped gold superatoms: formation, structure, and reactivity 11:00-11:15 休憩 (座長)青木百合子(九大院総理工) 11:15-11:45 *杉本学(熊本大院先端科学)  「電子状態インフォマティクスによる機能分子探索」  Electronic-structure informatics for discovery of functional molecules 11:45-12:15 *前田理(北大院理)  「人工力誘起反応法によって化学反応の機構を理解する」  Understanding the mechanism of chemical reactions by the artificial force induced reaction method 12:15-13:15 昼休み  13:15-14:45 ポスターセッション(90分)  P1 〇高田谷吉智1、沖卓人1、山門英雄2、大野公一3,4    (1和歌山大院システム工、2和歌山大システム工、3量子化学探索研、4東北大院理)    「エネルギー計算に充填率を考慮した超球面探索法を用いた炭素結晶の構造探索」  P2 〇蝦名昌徳1、岩佐豪1,2,3、武次徹也1,2,31北大院総化、2北大院理、3京大ESICB)    「励起プロトン移動由来の発光を引き起こす配位子の励起状態に関する理論的研究」  P3 〇吉川剛史1、沖卓人2、高田谷吉智2、山門英雄1、大野公一3    (1和歌山大システム工、2和歌山大院システム工、3量子化学探索研)    「CPおよびCAsハイブリッド構造の探索」  P4 〇佐々木岳彦(東大新領域)    「グラフェンオキサイドモデルと吸着の検討」  P5 〇小山拓也1、赤間知子2、武次徹也1,21北大院総化、2北大院理)    「AIMD・電子ダイナミクスによる解離性再結合反応NH2++e-に関する理論的研究」  P6 〇小西里緒1、高敏2、堤拓朗1、小野ゆり子2、原渕祐2、武次徹也1,21北大院総化、2北大院理)    「1,2-ブタジエン励起緩和過程のダイナミクスの振動マッピング解析」  P7 〇岩渕雄太1、高敏1,2,4、武次徹也1,3,41北大院総化、2北大触媒研、3北大院理、4京大ESICB)    「C-X結合解離反応におけるPdクラスター触媒の活性支配因子の理論的研究」  P8 〇竹中将斗1、岩佐豪2,3、武次徹也1,2,31北大院総化、2北大院理、3京大ESICB)    「プラズモン触媒を用いた酸素解離反応の反応経路探索」  P9 〇沖卓人1、高田谷吉智1、奥野恒久2、山門英雄21和歌山大院システム工、2和歌山大システム工)    「充填率の極大化による基本的結晶格子構造の探索」  P10 〇箕土路祐希1、奥野恒久2、山門英雄21和歌山大院システム工、2和歌山大システム工)    「MC-AFIRによる[2+2]型反応の位置選択性に関する理論的研究」  P11 〇伊藤琢磨1、原渕祐2,3、前田理2,41北大理、2北大院理、3JSTさきがけ、4NIMS)    「C3H4グローバル反応経路地図の理論解析:AFIR経路とIRC経路の比較」  P12 〇原渕祐1,2、前田理1,31北大院理、2JSTさきがけ、3NIMS)    「時間依存密度汎関数理論に基づく円錐交差最適化法の開発:円錐交差網羅探索への応用」  P13 〇藤森俊和1、小林正人2,3,4、武次徹也1,2,41北大院総化、2北大院理、3JSTさきがけ、4京大ESICB)    「分割統治電子相関計算に対する誤差の自動制御化」  P14 〇杉山佳奈美1、斉田謙一郎2、前田理21北大院総化、2北大院理)    「反応経路地図による白金表面上でのNO還元反応の機構解析」  P15 〇Wang Ben1, Min Gao2,3, T. Taketsugu1,2,31北大院総化、2北大院理、3京大ESICB)    「Theoretical Study on Arylisocyanide Molecules Adsorbed on the Pt(111) Surface」  P16 〇正村太一1、斉田謙一郎2、前田理2,31北大理、2北大院理、3NIMS)    「Cu表面での酸素還元反応の反応経路地図」  P17 〇住谷陽輔、前田理(北大院理)    「反応経路自動探索を応用した速度論的安定性の解析手法:長寿命ヘキサシラベンゼン誘導体骨格の設計」  P18 〇織田耕平1、堤拓朗1、古屋謙治2、武次徹也1,31北大院総化、2九州大基幹、3北大院理)    「固有反応座標に基づくCF3+-CO衝突反応の理論的研究」  P19 〇近藤有輔1、岩佐豪1,2,3、武次徹也1,2,31京大ESCIB、2北大院理、3北大院総化)    「RhクラスターにおけるNO分子の吸着・解離に関する理論的研究」  P20 〇折本裕一、白根聡、青木百合子(九大院総理工)    「メタロセン触媒の高イソ選択的オレフィン重合反応の量子化学的機構解明 -遷移状態構造における歪と緩和-」  P21 〇青木百合子、折本裕一(九大院総理工)    「ナノリボン末端修飾による構造転移に関する量子化学的研究 -有機太陽電池ワイヤー設計に向けて-」  P22 〇斉田謙一郎1、高木牧人2、原渕祐1,3、岡田治樹1、前田理11北大院理、2北大院総化、3JSTさきがけ)    「ベンゼン分子結晶における項間交差経路の系統的探索」  P23 〇高木牧人1、前田理21北大院総化、2北大院理)    「炭素結晶構造の網羅探索と物性に基づく解析:構造の特徴とバンドギャップの相関」  P24 〇恒川佳諒1、前田理21北大院総化、2北大院理)    「量子化学計算を用いた水素および炭化水素燃焼反応の素反応探索」  P25 〇大野公一、時子山宏明(量子化学探索研)    「シクロヘキサンの立体配座解析:反応経路自動探索法の現状と課題」  P26 〇蒲池高志1、吉澤一成21福工大工、2九大先導研)    「配座解析プログラムConFinderの開発と有機分子触媒反応への応用」  P27 〇池田京1、堀雄太2、塩田淑仁2、H. Mahyuddin2、A. Staykov3、松本崇弘1,3,4、吉澤一成2、小江誠司1,3,4    (1九大院工、2九大先導研、3九大12CNER、4九大小分子センター)    「Theoretical Study of H2O Oxidation by a Half-Sandwich Iridium Complex」  P28 〇阿部司、堀優太、塩田淑仁、吉澤一成(九大先導研)    「銅ー酸素錯体によるカルボニル化合物の触媒的炭素ー炭素結合形成反応の理論的研究」  P29 〇堀優太、塩田淑仁、吉澤一成(九大先導研)    「二種の銅オキソ活性種によるメタン活性化過程の理論的研究」  P30 〇今村健仁1、塩田淑仁1、嶌越恒2、久枝良雄2、吉澤一成11九大先導研、2九大院工)    「B12/TiO2複合触媒によるベンゾトリクロリドの脱塩素化反応の理論研究」  P31 〇高敏1、中原真希2、Andrey Lyalin3、武次徹也3,41北大触媒研、2北大院総化、3NIMS GREEN、4北大院理)    「h-BN/Au(111)に担持した金クラスターの水素発生反応に対する触媒活性に関する理論的研究」  P32 〇杉浦悠太郎1、鈴木健人1、高柳敏幸1、北幸海2、立川仁典21埼玉大理、2横浜市大院生命ナノ)    「陽電子付着したアミノ酸の理論計算」  P33 〇高石慎也(東北大院理)    「酸化還元活性な配位高分子の合成とその性質」  P34 〇渡部祐也、宮崎貴暉、小座間瑛記、高柳敏幸(埼玉大理)    「(Au-CO2)- の光電子スペクトルの理論解釈」  P35 〇宮崎貴暉、高柳敏幸(埼玉大理)    「水素同位体置換がプロトン束縛分子の振動準位にもたらす影響」 (座長)山門英雄(和歌山大システム工) 14:45-15:05 〇Chang Yong Lik1、佐々木岳彦1、志賀基之21東大新領域、2日本原子力研究開発機構)  「高温水中多価アルコール脱水反応の自由エネルギー計算」 15:05-15:25 〇渡邊啓正、時子山宏明、大野公一(量子化学探索研)  「GRRM1.22マルチノード対応並列版の性能報告およびパッケージング」 15:25-15:45 〇堤拓朗1、小野ゆり子2、荒井迅3、武次徹也1,21北大院総化、2北大院理、3中部大創発学術院)  「多次元尺度構成法に基づく固有反応座標および反応経路ネットワークの可視化」 15:45-16:05 〇鈴木健人1、宮崎貴暉1、高柳敏幸1、志賀基之21埼玉大院理工、2日本原子力研究開発機構)  「量子効果を考慮したイオン化ヘリウムクラスターにおける電荷輸送メカニズムの理論研究」 16:05-16:20 休憩 (座長) 武次徹也(北大院理) 16:20-16:50 *塩田淑仁(九大先導研)  「金属オキソ種によるメタン活性化の理論的研究」  Theoretical study of methane activation by metal-oxo species 16:50-17:20 *古賀伸明(名大院情報)  「遷移金属錯体による触媒反応の反応機構の理論的研究」  Theoretical study of mechanism of some catalytic reactions by transition metal complexes ● [ シンポジウム: 発表・参加申込 ](左のリンクをクリックすると申込ページが開きます))

スケジュール   口頭発表申込〆切:   2018年7月31日(火)   ポスター発表申込〆切: 2018年8月15日(水)   発表要旨提出〆切:   2018年8月31日(金)   懇親会事前予約申込〆切:2018年8月31日(金)

シンポジウム連絡先(世話人代表:古屋謙治)
九州大学 基幹教育院
E-mail: srps2018office@gmail.com (@を半角に直してご利用ください)
 

IQCE連絡先: sr*ps@iq*ce.jp (*を外してご利用ください)