● シンポジウム「化学反応経路探索のニューフロンティア2015」
本シンポジウムは、化学反応経路探索の新手法の開発と応用研究、ならびに化学反
応の理論研究の最先端について討論する場として、2009年より始められました。分
子科学討論会の開催時期にあわせて、これまで、名古屋、京都、札幌、東京、京都、
広島で開催し、2015年度は東京(大井町)で7回目の開催となります。
本年度は、以下の要領で開催を予定しております。
2015年9月15日(火)9:30~17:40
場所:大井町駅前品川区立総合区民会館きゅりあん1F 小ホール
アクセスMap
主催:量子化学探索研究所
協賛:日本化学会、日本表面科学会、触媒学会、分子科学会
参加費:シンポジウムは無料、懇親会は有料
懇親会:9月15日講演終了後約2時間
実行委員(世話人):
志賀基之(日本原子力研究開発機構)
佐々木岳彦(東京大学)
高柳敏幸(埼玉大学)
プログラム:(講演表題をクリックすると発表要旨のpdfが開きます)
受付開始 9:15(小ホール隣接ホワイエ)
シンポジウム(無料) (S*特別講演、 *招待講演)
開会 9:30(小ホール)
座長:立川仁典
*9:30-10:00 前田理(北大院理、JST-CREST)
「人工力誘起反応法を用いる有機反応・光反応の機構解析:手法開発から応用まで」
10:00-10:20 山崎馨1,2、高木牧人3、原渕祐1,2、前田理1,2、武次徹也1,2(北大院理1、JST-CREST2、北大院総合化学3)
「プロトン付加フェニルアラニン・セリン二量体の非断熱項間交差経路」
10:20-10:40 太田亜由美、小林理、Sebastian O. Danielache、南部伸孝(上智大院理工)
「非断熱ab initio分子動力学計算によるシクロヘキサジエン/ヘキサトリエン間の
光異性化反応の解明」
座長:武次徹也
*10:40-11:10 川内進、棗田貴文、羽田野智也、林慶浩(東工大院理工)
「Si-Si単結合の特異な反応機構の理論的解明」
座長:南部伸孝
*11:10-11:40 佐藤啓文(京大)
「凝縮系の理論化学」
11:40-12:00 増子貴子1、平岡秀一2、長嶋雲兵3、立川仁典1(横市大院生命ナノ1、東大院総合文化2、FOCUS3)
「歯車状両親媒性分子の自己集合に関する理論的研究」
(昼食)
座長:志賀基之
S*13:20-14:00 高塚和夫(東大院総合文化)
「経路と波動と量子位相」
座長:高柳敏幸
*14:00-14:30 安藤耕司(京大院理)
「電子と核の波束理論:ポテンシャル面信仰は超克できるか/すべきか?」
14:30-14:50 Sergi Ruiz-Barragan1,2,3, Lluis Blancafort3 (JAEA1, IMS2, Univ.Girona3)
「Photophysics of fulvene under the non-resonant Stark effect. Shaping
the conical intersection seam」
14:50-16:20 ポスター発表(小ホールの一部とホワイエ)
P01○大野公一1,2,3、佐藤寛子2、岩本武明3、時子山宏明4、山門英雄4
(量子化学探索研1、国立情報研2、東北大3、和歌山大4)
「多角柱型炭素構造の反応経路と安定性」
P02○勝野直也1、高田谷吉智1、山門英雄2、大野公一3,4
(和歌山大院システム工1、和歌山大システム工2、量子化学探索研3、東北大院理4)
「芳香族化合物2量体の相対配置の探索」
P03○藤田知貴 高柳敏幸(埼玉大理基礎化学科)
「糖の低エネルギー電子付着による脱水機構の理論的解明」
P04○関 悠佑、蓑島裕介、高柳敏幸 (埼玉大理)
「Guanine‐Cytosine(G-C)塩基対のプロトン移動における温度依存性と同位体効果」
P05○高田谷吉智1,山門英雄2,大野公一3,4
(和歌山大院システム工1,和歌山大システム工2,量子化学探索研究所3,東北大院理4)
「分子回転にオイラー角及び四元数を用いた一般化超球面探索法によるホルムアルデヒド多量体の構造探索」
P06○太田幸宏1, Sergi Ruiz-Barragan1,2,町田昌彦1, 志賀基之1(1原子力機構,2分子研)
「半経験論分子軌道法を利用した反応経路自動探索ツールの開発」
P07○斉田謙一郎、原渕祐、前田理、武次徹也(北大院理、JST-CREST)
「レニウム(I)ビピリジルトリカルボニル錯体の光反応性」
P08○箕土路祐希1、山門英雄2、大野公一3,4
(和歌山大院システム工1,和歌山大システム工2,量子化学探索研究所3,東北大院理4)
「GRRM法によるサリドマイドの配座変化の研究」
P09○佐藤壮太1 , 原渕祐2,4, 飯窪亮3 , 藤原丈久3 , 関川太郎3 , 武次徹也2,4
(北大院総合化学1 , 北大院理2 , 北大院工3 , JST CREST4)
「AIMD計算による1,2-ブタジエン光励起失活過程の理論的研究」
P10○坂智尋1,植松遼平2,住谷陽輔1,前田理3,4,武次徹也3,4
(北大院・総合化学1,京大・福井謙一記念研究セ2,北大院・理3,JST CREST4)
「AFIR法によるトリエチルボラン/酸素系のラジカル発生機構の解明と活性種の速度論解析」
P11○市野智也1,2, 前田理1,2, 武次徹也1,2 (北大院・理1, JST-CREST2)
「グリシン水和クラスターの光イオン化過程に関する反応経路自動探索」
P12○山本梨奈1、原渕祐2,3、武次徹也2,3(北大院・総合化学1、北大院・理2、JST CREST3)
「AIMD計算によるジメチルスチルベンの光励起分岐反応機構に関する理論的研究」
P13○古屋 謙治(九大・基幹)
「OCS2+(X 3Σ-), CO22+(X 3Σg-), CS22+(X 3Σg-)の解離経路探索」
P14○常盤恭樹1, 西結人2, 岸本直樹1, 大野公一1,3(東北大院理1,東北大理2,量子化学探索研3)
「GRRM法を用いたC2H4S+及びC2H2Cl2+異性体の解離反応経路の効率的探索」
P15○原渕 祐1,2、斉田 謙一郎1,2、前田 理1,2、武次 徹也1,2(北大院・理1、JST CREST 2)
「最小エネルギー円錐交差・項間交差構造の系統的自動探索:蛍光量子収率に対する理論的アプローチ」
P16○小野ゆり子、原渕祐、住谷陽輔、武次徹也、前田理(北大院理)
「GRRM計算結果の直感的理解を目指したグローバル反応経路地図可視化の試み」
P17○高木 牧人1,前田 理2,3,4,武次 徹也2,3,4
(北大院総合化学1,北大院理2,京大ESICB3, JST-CREST4)
「AFIR法による表面反応経路探索:Au表面上のCO酸化反応への適用」
P18○住谷 陽輔1, 前田 理2, 武次 徹也2(北大院総合化学1, 北大院理2)
「速度論に基づく複雑反応経路網の解析と自動探索との連携」
P19○佐々木岳彦1・唯美津木2・Linsheng Wang3・Sachin Malwadkar3・岩澤康裕3
(1 東大院新領域, 2 名古屋大院理, 3 電通大燃料電池イノベーション研究センター)
「アンモニアで制御されたPtクラスター/βゼオライト触媒によるベンゼンと酸素からの
選択的フェノール生成の活性Ptクラスター構造と反応経路に関する密度汎関数法による研究」
P20○小林 正人1,2、黒田 悠介3、秋葉 欣哉4,5、武次 徹也1,2
(北大院理1、京大ESICB2、北大院総合化学3、早大理工研4、広島大名誉5)
「5配位Sb化合物のリガンドカップリング反応経路」
座長:佐々木岳彦
*16:20-16:50 森川良忠(阪大)
「第一原理シミュレーションによる不均一触媒反応過程の研究」
*16:50-17:20 長岡正隆(名大院情報、CREST-JST、京大触媒電池)
「複合化学反応系の分子シミュレーション-第一原理シミュレーションから分子技術へ-」
17:20-17:40 永幡裕1、前田理2、寺本央1,3、Chun-Biu Li3、武次徹也2、小松崎民樹1,3
(北大院生命科学院1、北大理2、北大電子研3)
「観測系の時間解像度に依存した反応ネットワークの階層的変化とその予測手法の開発」
17:40 閉会
18:00-20:00 懇親会(きゅりあん2階K-ラウンジ)(有料:懇親会参加申込 )
シンポジウム連絡先
日本原子力研究開発機構 システム計算科学センター 志賀基之
電話: 04-7135-2357
E-mail: 2015srps@gmail.com
● [ シンポジウム: 発表・参加申し込み ]
SRPS事務連絡先: sr*ps@iq*ce.jp (*を外してご利用下さい)