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 化 学 数 学  概 要  



  訳者序文(抜粋)

 本書は、「数学的基礎のまとめ」、「コンピュータプログラミング」、「グラフ解法と数値解
法」、「統計学」、「化学計測学におけるトピックス」の5章からなる。この構成からもわかる
ように、本書は、数学および数理情報処理の基礎とその化学への応用の初歩を、やさしく解説し
ている。また、例題や演習問題も豊富に取り入れられているため、「化学数学」の教科書・自習
書として、比類のない内容を備えている。とくに、BASIC によるコンピュータプログラミングに
ついての解説と演習は、今後、化学におけるコンピュータの利用がますます重要になりつつある
昨今の情勢に即したものとして、学ぶ者にも、教える者にも、大いに役立つであろう。また、化
学の専門家にとっても、この方面からのアプローチを、それぞれの研究に加えるための参考書と
して、役立てていただけるであろう。目次からもわかるように、本書には、コンピュータを用い
るデータ処理に関係する現代的課題の基礎が幅広く扱われており、かならずしも、化学への応用
に関心のない読者にも、「構造プログラミング」「最適化」「データ平滑」「フーリエ変換法」
「グラフ理論」「パターン認識」「人工知能」など、魅力的な内容が多く含まれている。このた
め、本書は、コンピュータの利用方法を、幅広く学ぼうとする読者にも参考になると思われる。
 以下略                                       
                         平成4年11月           
                                 大 野 公 一     
                                 石 田 俊 正     


     目 次    

 1.数学的基礎のまとめ
  1.1 特別な関数
  1.2 極座標
  1.3 複素数
  1.4 ベクトル、行列、行列式
  1.5 微分法
  1.6 積分法
  1.7 微分方程式
  1.8 無限級数

 2.コンピュータプログラミング
  2.1 はじめに
  2.2 BASIC言語
  2.3 構造化プログラミングの概念
  2.4 コンピュータグラフィック

 3.グラフ解法と数値解法
  3.1 グラフ解法
  3.2 方程式の数値解法
  3.3 内挿法
  3.4 数値微分と数値積分
  3.5 連立一次方程式の解法
  3.6 固有値問題の解法
  3.7 微分方程式の数値解法
  3.8 モンテカルロ法

 4.統計学
  4.1 決定論的誤差と非決定論的誤差
  4.2 分布曲線
  4.3 信頼区間
  4.4 有意性の検定
  4.5 小さい標本における隔絶値の取扱い
  4.6 分散分析

 5.化学計測学におけるトピックス
  5.1 最適化と応答曲面
  5.2 相関と最小二乗法
  5.3 誤差の伝播
  5.4 実験データの平滑化
  5.5 信号の検出限界
  5.6 混じった信号の解析
  5.7 化学における変換法の利用
  5.8 化学におけるグラフ理論
  5.9 パターン認識
  5.10 人工知能




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